Papyrus スクリプトを触るための入り口として以下のチュートリアルの遂行と知識獲得を推奨します。
世界創造のチュートリアル
まずは、操作対象である世界を創造する知識を得ておく必要があります。以下は簡単な世界創造のチュートリアルです。
- Getting Started - Creation Kit
- Papyrus スクリプト環境である CK(Creation Kit)のインストール~空っぽのプラグインを作成するところまでを教えてくれる。
- Bethesda Tutorial Creation Kit Interface - Creation Kit
- Skyrim のゲームの世界を編集するためのツールである Creattion Kit の基本的な操作方法について教えてくれる。
- Bethesda Tutorial Layout Part 1 - Creation Kit
- Creation Kit を使って簡単なダンジョンの骨格を作成するところまで教えてくれる。
世界創造のチュートリアルには続きがありますが、Papyrus スクリプトを覚え始めるにあたって、一先ず知っておくべき情報は以上だけで大丈夫でしょう。
Hello Papyrus
以下のチュートリアルで Papyrus スクリプトの基礎を覚えます。
- Bethesda Tutorial Papyrus Hello World - Creation Kit
- プレイヤーの動作を基点としてメッセージボックスに Hello World を出力するまでの方法について教えてくれる。
- Bethesda Tutorial Papyrus 変数と条件文 - Creation Kit
- 変数や条件文を使う方法について教えてくれる。
- Bethesda Tutorial Papyrus プロパティと関数の導入 - Creation Kit
- Skyrim の世界と Papyrus スクリプトとをつなげる方法について教えてくれる。
- 「プロパティ」が Papyrus スクリプトと Skyrim の世界をつなげる「接続ツール」であることがわかる。
- 「接続する」には、Papyrus スクリプトでプロパティを宣言し、Creation Kit で具体的な Skyrim の世界にあるものを割り当てればいいということがわかる。
重要なのは最後のチュートリアルで出てくるプロパティの理解です。
プロパティが Skyrim の世界と Papyrus スクリプトとをつなげる「接続ツール」であり、これを使って Skyrim の世界を Papyrus スクリプトで動かしていきます。
ベースオブジェクトとオブジェクトリファレンス
この2つの概念はとても重要です。
Papyrus スクリプトは一般的なオブジェクト指向言語にかなり近いですが…少し次元が違います*1。
その違いがここに現れているといっても間違いないと思います。
ここに書かれていることの意味がわかれば、オブジェクト指向言語の知識活用が素早くできるはずです。
一度で理解できなければ、不明なことが起きる度に読み返し、意味を問うことになるでしょう。
Creation Kit の使い方に関する補足
読んでいて理解しづらかった部分の補足説明です。