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Heroku で無料・有料でできること

最終更新: 2015-05-26 (火) 10:50:53 (2865d)

注意:このページの内容は古いです!

料金体系が変わるようです。以下、関連する Heroku の記事です。

少なくとも無料で 24 時間稼働はできなくなります。

目的

本ページの目的は、開発/研究にあたって可能なことを整理することです。

Heroku/Cedar を使い無料の範囲でできること/できないことを整理していきます。

また、実際にはお金を払って必要な機能の提供を受ける必要がでてくるでしょう。有料でできることについても整理していきます。

必要なことを色々と試しながら追記していきます。

無料でできること

基本

  • git を使ったアプリケーションのデプロイ(push)/取り出し(clone)/再デプロイ(push)をすること。
    • ※ 再デプロイは、Heroku の master リポジトリに Fast Forward で push 可能であることが基本的には条件。それ以外の場合は --force オプションで強制的に push し再デプロイする。
  • 標準出力を見ること。
    • heroku logs コマンドで見る。--tail オプションを付けると見続けられる(が、一定バイト数で通信が中断される模様)。
    • プラグインでログファイルを外部サーバに転送させることができるらしい(プラグイン名は忘れたが、思い出したら記載する)。
  • ファイルにアクセスすること(※ 単一プロセスでのみの確認)。
    • 作成すること。
    • 書き込むこと。
    • 読み込むこと。
    • ただし、ファイルは一時的なもの。
      • アプリケーションの再デプロイ時に全てのファイルは無くなる。
  • 各種 RubyGems を利用すること。
    • Bundler で利用する gem を定義する。
    • もしくはアプリケーションのソースに直接含めてしまっても構わない。
    • ネイティブコードを必要とする gem は全て利用できるとは限らない。
    • ネイティブコードを必要とするもので、動作可能であることを確認した gem は以下の通り。
      • 画像処理ライブラリ RMagick
      • Markdown 用ライブラリ Redcarpet
    • ネイティブコードを必要とするもので、動作不可能であることを確認した gem は以下の通り。
      • Graphviz 用ライブラリ ruby-graphviz*1*2
  • 512 MB のメモリを利用できる。
    • 512 MB を超えたからといっても直ちに停止するわけではなく、そこからスワッピングが始まり、512 MB × 3 まではなんとか動くようだ。
    • 参考

データベース

各種 Web データベース(Database as a service)を選択して利用できる。

  • アドオンの導入によりデータベースを自動で作成する。
  • Heroku 経由で作成した Web データベースには外部からアクセスすることも可能である。

Postgres(Heroku Postgres アドオン)

  • Heroku Postgres アドオンの dev プランを利用する。
  • Postgres 9.1
  • 10 K 行まで。
  • バックアップの作成/リストア/外部へのエクスポート/外部からのインポート。
  • ただし、外部からのインポートには HTTP でアクセスできる外部ストレージが別途必要になる。

MySQL(ClearDB アドオン)

  • ClearDB アドオンの ignite プランを利用する。
  • 5 MB まで。

有料にすればできること

  • Web アプリケーションを複数プロセスで実行させること。
  • Web アプリケーションと定期処理を並列で実行させること。
  • メモリの上限を増やすこと。
    • 2倍に増やせます。また、要求があればそれ以上のオプションも検討するとのことなので、必要であれば参考ページから問い合わせると良い。
    • 参考)Heroku | 2X Dynos in Public Beta
  • データベースのサイズ/コネクション数/信頼性の向上などを行うこと。
  • SSL 通信で Web アプリケーションを公開すること。
    • 参考)SSL Endpoint | Heroku Dev Center(原文)(和訳

無料/有料問わずできないこと

  • 作成したファイルを簡単に見ること。
    • FTP でアクセスしログファイルを見るという通常のレンタルサーバでならよく行う手法が簡単にはできない。
  • POP3 サーバを提供してもらうこと。

参考

コメント

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 出来ない事が間違ってる。 -- aileron 2013-05-30 (木) 02:51:53
  • ご指摘ありがとうございます。具体的に間違えている箇所を教えてもらえると嬉しいです。知りたいですし、修正します。このページは自分が情報を仕入れ次第、順次更新しています。 -- トゥイー 2013-05-30 (木) 11:54:47
  • aileron さんの指摘内容の詳細は、Twitter にて教えてもらいました。反映します。まだ反映していません。 -- トゥイー 2013-06-01 (土) 12:20:32
  • aileron さんからの指摘のうちの1つ。「メモリ上限は拡張可能になった」を反映しました。 -- トゥイー 2013-06-04 (火) 13:46:13
  • aileron さんからの指摘のうちの1つ。「smtp サーバを提供してくれるアドオンがある」を反映しました。 -- トゥイー 2013-06-04 (火) 13:46:52
  • MySQL の Xeround アドオンがなくなったようなので、該当箇所を削除しました。 -- トゥイー 2013-07-27 (土) 15:47:54
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