Heroku の管理 - Heroku アプリケーションの管理
目的
Heroku の Web アプリケーションに独自ドメインを設定する方法について説明します。
独自ドメインの設定をすると通常の Web アプリケーションの URL である「アプリケーションID.herokuapp.com」へアクセスしなくても、 自分の独自ドメインから Web アプリケーションにアクセスできるようになります。
Heroku は単なる実行基盤です。他の基盤へ乗り換えたときに URL が変わるのはよくありません。
URL はサイトの「顔」です。
「アプリケーションID.heroku.com」はテスト目的でのみ利用し、実運用では独自ドメインを割り当て、そこへアクセスさせるようにしましょう。
前提
前提は以下の通りです。
- 独自ドメインを購入済みであること。
- 利用可能なDNSサーバがあること。
- DNSサーバの設定に関する知識があること。
通常は、独自ドメインの購入と同時にDNSサーバもセットでレンタルすることになると思います。
概要
独自ドメインを割り当てるには、
- HTTP 要求の受信側(今回は Heroku のサービス)
- HTTP 要求を受信側に届けるDNSサーバ(あなたが利用可能なDNSサーバ)
の2つを連携させる必要があります。
この2つの設定を連動させて初めて独自ドメインは正常に機能します。
Heroku サービスの独自ドメイン設定
以下のコマンドを実行するだけです。
heroku domains:add 購入済みのドメイン
以下、事例です。
heroku domains:add www.ownway.info
これで Web アプリケーションに www.ownway.info でアクセスできるようになります。
- ownway.info が独自ドメイン。
- 前提にある通り、購入済みであること。
- www はサブドメイン。
- www でなくても構わない。www は一般的な慣習として使われている。
DNSサーバ側の設定
専門知識が必要になります。
サブドメインの「CNAME」ポイントを Heroku アプリケーションの `herokuapp.com` ホスト名に割り当てます。
それだけです。
以下、事例です。
レコード | 名前 | ターゲット |
CNAME | www | アプリケーションID.herokuapp.com.*1 |
参考
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